相場ノートの各計算機ページで使っている冠婚葬祭関連の言葉を、辞典形式でまとめました。金封や表書きの選び方に迷ったときにご利用ください。
最終更新: 2026年9月12日 ・ 運営者情報・データの調査方法
結論から言うと、慶事は「蝶結び+新札+のし付き」、弔事は「結び切り+旧札+のしなし」が基本の組み合わせです。詳しい使い分けは下記をご覧ください。
表書き(おもてがき)
のし袋・のし紙の上段中央に書く、贈り物の名目のことです。「御祝」「寿」「御霊前」「御中元」など、目的に応じて使い分けます。具体的な表書きの種類は、各計算機ページの間柄別解説でも紹介しています。
水引(みずひき)
のし袋にかける飾り紐です。用途によって結び方を使い分けます。
- 蝶結び(花結び): 何度あってもよいお祝い事に使います(出産祝い・お中元お歳暮・長寿祝いなど)。
- 結び切り・あわじ結び: 一度きりであってほしい慶事・弔事に使います(結婚祝い・香典など)。
のし袋・祝儀袋 / 不祝儀袋・香典袋
お祝い事の際に現金を包む金封を「のし袋・祝儀袋」と呼びます。中央に水引がかけられ、右上に「のし」という飾りが付いているのが特徴です。一方、弔事の際に使う金封は「不祝儀袋・香典袋」と呼び、宗教により表書きが異なります。水引は白黒・双銀の結び切りが一般的で、「のし」は付きません。
上包み・中袋
金封は「上包み(外側の紙)」と「中袋(お金を直接入れる袋)」の2重構造になっているのが一般的です。中袋の表に金額、裏に住所・氏名を書きます。
袱紗(ふくさ)
金封を裸のまま持ち歩かないための布・小物です。慶事は右開き、弔事は左開きで包むのがマナーとされ、慶弔両用の紫色を1枚用意しておくと便利です。
新札・旧札
慶事(ご祝儀など)では「前もって準備していた」ことを示すため新札を用意するのがマナーとされます。反対に弔事(香典)では新札は「不幸を予期していた」と受け取られるため避け、旧札か、新札しかない場合は一度折り目をつけて包みます。
御霊前・御仏前・御玉串料・お花料
香典の表書きは宗教・時期によって変わります。
- 御霊前: 仏式の通夜・葬儀・四十九日までに使います(浄土真宗を除く)。
- 御仏前: 仏式の四十九日以降の法要に使います(浄土真宗は最初からこちら)。
- 御玉串料: 神式の香典表書きです。
- お花料: キリスト教式の香典表書きです。
宗教が分からない場合は「御霊前」が広く使われます。
内祝い
本来は「身内のお祝いを分かち合う」という意味の贈り物でしたが、現在は出産祝いや結婚祝いなど頂いたお祝いへの「お返し」として使われることが一般的です。
香典返し
頂いた香典に対する遺族からのお返しです。四十九日を過ぎた頃に、頂いた金額の半額〜1/3程度の品物を贈るのが一般的です。
連名
複数人でまとめて1つの金封を贈ることです。表書きの下に全員の氏名を書くか、人数が多い場合は代表者名の下に「他一同」「有志一同」と書きます。連名の場合の金額の目安は、各計算機ページの間柄別解説をご覧ください。