はじめにお断り: このページは、サイト内の各記事で登場した用語を、読む手間を減らすためにまとめた用語集です。新しい情報や見解を加えるものではなく、各記事本文の説明を整理・集約したものです。制度に関する数値は執筆時点(2026年9月)のもので、その後の改正により変わっている場合があります。

記事を読んでいて「この言葉、前にも出てきたけど何だったっけ」と思ったときに使ってください。項目は五十音順ではなく、関連するテーマごとにまとめています。

投資の基礎用語

NISA(つみたて投資枠・成長投資枠)

2024年に始まった新NISAは、「つみたて投資枠」(年120万円まで)と「成長投資枠」(年240万円まで)の2本立てで、合わせて年360万円まで非課税で投資できる制度です。生涯の非課税保有限度額は1,800万円(うち成長投資枠で使えるのは1,200万円まで)。詳しくは新NISAとiDeCo、どこが違うのかを参照してください。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

掛金が全額所得控除の対象になる私的年金制度です。NISAにはない拠出時の税制優遇がある一方、原則60歳まで引き出せません。詳しくは新NISAとiDeCo、どこが違うのかを参照してください。

損益通算・繰越控除

損益通算は、複数の口座・銘柄の利益と損失を相殺できる仕組みです。繰越控除は、相殺しきれなかった損失を翌年以降(最大3年)に繰り越せる仕組みです。NISA口座で生じた損失には、どちらも使えません。

特定口座・一般口座

証券会社が年間の損益を計算してくれるのが特定口座で、「源泉徴収あり」を選べば原則として確定申告も不要になります。自分で年間の損益を計算・申告する必要があるのが一般口座です。

ドルコスト平均法

一定期間ごとに一定金額を買い続けることで、購入価格を平準化する投資手法です。価格が高い時は少なく、安い時は多く買うことになり、平均購入価格がならされる効果が期待されます。

複利

得られた利息が元本に組み込まれ、次の期間はその合計額に対して利息がつく仕組みです。長期の積立で特に効果を発揮するとされます。

分散投資

値動きの異なる資産を組み合わせることで、一つの資産に集中したときの価格変動リスクを抑える考え方です。リターンを増やすための手法というより、リスク管理の考え方です。

暗号資産の用語

ペッグ

ある資産の価格を、別の基準値(例: 1ドル)に連動させる設計のことです。テザー(USDT)のようなステーブルコインの中心的な仕組みで、市場価格が基準値から離れても、裁定取引によって基準値へ引き戻す力が働きます。詳しくは暗号資産の「価値」はどう読むか(5)を参照してください。

デペッグ

ペッグが外れ、市場価格が基準値から乖離することです。テザー(USDT)は2022年5月のTerra崩壊時に一時的にデペッグし、0.92〜0.97ドル程度まで下落した実例があります。

エスクロー

第三者やプログラムが、あらかじめ決めた条件を満たすまで資産の引き出しを止めておく仕組みです。XRPでは、供給の偏りへの懸念に応える形でRipple社が大量のXRPをエスクロー契約にロックしています。詳しくは暗号資産の「価値」はどう読むか(4)を参照してください。

カストディ

機関投資家などに代わって暗号資産を安全に保管・管理する事業のことです。

ジェネシス

ブロックチェーンが最初に稼働した時点、またはその最初のブロックのことです。

プログラム的販売

不特定多数の投資家に、取引所を介して機械的に行われる販売方式のことです。米国のSEC対Ripple社訴訟では、この販売方式は証券に該当しないと判断されました。

トークン化証券

株式や債券などをブロックチェーン上のトークンとして発行・管理する仕組みのことです。

フェアローンチ

開発チームや投資家など一部の関係者だけが有利な条件で先行取得することなく、誰もが同じ条件で参加できる発行方式のことです。柴犬コイン(SHIB)はこの方式を強調して設計されました。詳しくは暗号資産の「価値」はどう読むか(3)を参照してください。

DEX(分散型取引所)

運営会社を介さず、プログラムによって暗号資産同士を交換できる仕組みのことです。

免責事項: 本記事は、一般的な用語の解説を目的としたものであり、特定の金融商品・銘柄の売買を推奨するものではありません。記載内容は各記事執筆時点の調査にもとづくもので、正確性・完全性を保証するものではなく、その後に変わっている可能性があります。投資には元本割れのリスクがあります。サイト全体の運営方針・免責事項はこちらもあわせてご覧ください。